file.862;『ミエルバショに居る』


20090613


      口を閉ざす存在は、その殆どが見えない場所に居る。
      傍にあるコトを疎ましく思ったりするモノなのかもしれない。
      その存在に限りを見出せないと、生まれる感情。
      キミに知って欲しい、その「裏返し」に当るボクの気持ち。

      語り続ける存在は、いつでも見える場所に居る。
      大事だと知っていながら、遠く離れていたりもする。
      その存在に、限りが有ると知っている。
      ボクは失う恐怖と戦っている。

      ミエルバショに居る。
      目を閉じても「ミエルバショ」に居る。
      地軸が垂直に成っても、其処だけは見える。
      帰るべきと信じられるトコロ、ソレに準じるバショ、そんな何処か。

      誰にだって戻るべき start 地点は有って、
      誰にだって受け入れられるべき goal 地点は有って、
      誰にだって開かれた、ミエルバショが有る。

      そのヒトは、ミエルバショに居る。
      いつだって。
      必ず。

      失われる その時まで、ずっと。



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