file.773;『なくならない』


20090310


     命に終りが近付いても、尊厳は減らない。
    「誇りに陰りが出てきた」ように見えてしまうケレド。

     その魂に触れた瞬間、手応えがあるだろう。
     ヒトはムズカしい。
     心の内側に鍵を隠し、心の外側に錠がある。

     その人の好きなモノは何?
     その人の人生に関わってきたのは誰?
     その人の時間の(ツカ)い方は?

     その人の()る空間は、ボクらと笑う為にあるのだ。
     心はソレだけで、一つの生命。
     一つに見えるヒトは、実はココロとカラダ…二つの集合生命。

     その人が望む日常を、見つけられるだろうか…?
     その人が望む態度を、探し出せるだろうか…?

     認められる人材であるなら、ボクらは其処に留まるだろう。
     その人は、ソレと同じ感性を持って生きている。

     ヒトの記憶は無くならない。
     心の内側に入れっ放しにして、心の外側に情を残してるだけ。



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