file.631;『死際、瞼の裏に閃くような』


20080227


   死際 瞼の裏に閃くような
   ボクらは思い出を求めて生きている

   忘れてゆくコトばかり それでも最期の一瞬に
   生きてきた軌跡を求めて 足跡を付ける

   波に攫われ 軌道に泡沫(アワ)
   そんな風に 何処かで残るように…

   記憶が薄れても 誰もが忘れても
   そんな風に 何かが残るように…

   振り返る時 いつだって笑顔でいたい
   ボクとキミを結ぶモノは いつだって素敵なモノだった

   閃くように 一瞬の
   そんな風に 蘇る記憶が ボクらの求める全容

   死際 瞼の裏に閃くような
   ボクらは思い出を(カス)めて過ぎ
   ボクらは結び目を作って生きている
   それこそ 死際 瞼の裏で閃くように鮮烈な



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