file.747;『 O 』


20090128


        その袖を握り締め、
        引き摺り出した闇の端で、小さなネズミが鳴いていた。
        思い出せないタイトルだけが、頭に こびり付いた儘。

        ずっとボクは知らなかったのだ…。

        命の限り「誰か」のコトを、
        自分のコトのように思っていられるなら、
        世界は「丸く」なる。


        きっと丸くなる――。



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