file.598;『ユメを願った頃は』


20071028


夢を願った頃、
ボクは()だ、世界のイィ箇所(ト コ)しか知らなかった。

夢を願った頃は遠く…遠い過去。
世界は、夢の国だった。

朝 起きて、両親が居て、遊びに行く計画を立て、
夜 寝る前に、今日一日の楽しかったコトを思い出す。
明日(アス)の朝を楽しみにして、眠りに就いた。

雨の降る日も、
長靴の出番を思えば、気分は七色。

猛暑日だって、
木陰の基地で、何時間だって昼寝デキた。

星の見えない夜は、
昨日の夜空を思い出せた。

夢を願った時は、
きっと誰もが真新マッサラ)だった。

光をユメ見た頃は、
誰もが輝く未来を思い、早くオトナに成りたいと願った。

夢を願った頃を、
懐かしく微笑ましく…思い出せる。

その景色の中に、
()夢を願った頃のボクら は生きている。



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