file.479;『 noble Ex. 』


20070303


        選び切れない残酷さ纏って、
        アナタはボクに、世界を呉れました。

        裁き切れない罪を背負って、
        アナタはボクに、世界を見せました。

        理想が どれだけ遠くにあるのか、
        ボクは初めて知ったのです。

        現実が どれだけボクらを欺いているのか、
        ボクは初めて垣間見たのです。

        襟を正して、美しく振る舞う。
        波風 立てずに笑い合う。
        上品に見せ掛ければ、誰だって疑わない。

        ボクはアナタのツヨさに
        憧れていて……それでも。

        ボクらは道を分かちました。
        利害も対立もなく、ボクらはサヨナラを選びました。

        今でも、その正答(コタエ)は 定かではありません。

        ボクもアナタも…
        どちらも正しく、どちらも高潔だと信じたのです。
        そして……
        きっと、二人とも 同じくらいヨゴれているのでしょう。
        ボクは勝手に そう思っています。



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