第7幕;『あの人』


index story 07;ロサ・ルビギノーサ


   第壱章;「焚き火」
      黄色い火の向こうに、女の人が座っていた。

   第弐章;「手」
      その人の手は、いつでも土のように冷たかった。

   第参章;「云わザルを貫く」
      突然現れた相手に、自分の情報を話す必要はない。

   第肆章;「ニャリス・セーテア」
      こっちのことなんて聞いてこず、ただ自分の名前を名乗っただけだった。

   第伍章;「名無しからリョセル」
      どうしてこの人は、見ず知らずの子どもを自分の家に連れ帰るのだろう?

   第陸章;「噛み殺せば良かった欠伸」
      蟲を飲み込んだその人の、吃驚(ビックリ)した顔が面白くて――。

   第漆章;「5日間の野営」
      足を痛めたニャリスだったが、ただ苦笑いするだけで…。

   第捌章;「ドーリィ城」
      ニャリスの兄弟たちは彼女を置いて、先に旅立ったらしい。

   第玖章;「突貫」
      城に戻ったニャリスは、取り憑かれたみたいに屋上に橋を作った。

   第拾章;「振り返れなかった理由」
      途中でトラベーターが故障した時、あの人の手の冷たさを思い出した。



Copyright (C) 2016 8186*60 all rights Reserved.